魔のiOS Developer Program申請

表題のとおり、法人としてiOS Developer Programに登録申請するのに、とっても、とっても、とっても、とっても(もういいか?)苦労し、約2か月も要しました。皆さんには少しでもスムーズに登録して欲しいので、参考になることをお伝えしたいと思います(少し愚痴ぽくなりますが・・・)。

1.DUNS番号取得

最大の難関でした。ほとんどこれに2か月を要したと言って過言ではありません。二度とやりたくありませんが、これから取ろうとされる方に是非お伝えしたいことは次の通りです。

・iOS Developer ProgramのコンソールからDUNS番号取得のための自社のプロふぉフィールを登録したあと、dsmmssqladmin@dnb.comから下記のメールが来ます。

Your D-U-N-S Number request/update submitted on 10/14/2015 with ID Number xxxxx-xxxxxx has been reviewed.
We were not able to provide a D-U-N-S Number for this request.
Resolution Description: Unable to Verify
To resolve this issue, either resubmit your request with the additional information or contact D&B directly to assist in the verification of your business.  Email: appdeveloper@dnb.com
The following information was submitted as part of your request:
Business Name: XXXXXX
City: XXXXX
Country: JAPAN
Thank you for using D&B’s Mini Investigation Service.

To resolve this issue,以下が曲者でresubmitしようとiOS Developer Programのコンソールから登録内容を修正したりしましたが、上記のメールを約1~2週間毎にやり取りするだけに終わりました。後から分かったのですが、記載内容に誤りがない場合は記載した会社の電話番号にDUNSから確認の電話がかかって来るようです。私の場合は自宅をオフィスとして電話番号を登録してあったのですが、3回程度のコールで切れてしまうため、応答するのはかなり困難でした。

これから登録される方は、いつ米国から確認電話が入っても3回以内に応答する(携帯への転送などが有効かもしれません)必要があります。これを対応しないと無意味なメールを約1~2週間毎に何回もやり取りするはめになります。

私は暫くこうしたシステムであることに気付かず、ネットで教わった手段としてAppleサポートセンターに泣きつきました。1度目は冷たく対応されましたが、2度目はスーパーバイザーにエスカレーションしてもらい、私とDUNS間に入って調整してもらい、何とか処理が再開した感じです。私とAppleサポートセンター間で会社の登記簿謄本のやり取りを確認したり(既にこのときはDUNSに謄本のコピー(日本語のまま)をPDF化して送付済みでした)、何度かやり取りしているうちに、突然下記のメールが来て番号が付与されました。

Your D-U-N-S Number request/update submitted on 12/7/2015 with ID Number 102122-255593 has been completed.  You may start using your number in 14 days.
D-U-N-S Number: XXXXXXX
Resolution Description: New Record Created
The following information was submitted as part of your request:
Business Name: XXXXXXX
City: XXXXXX
Country: JAPAN
Thank you for using D&B’s Mini Investigation Service.

この後は別のAppleの担当者(日本人で恐らくiOS Developer Programの担当)からメールが来て、今度はAppleとして会社に確認の電話をすると言われ、不在時に携帯の連絡先に電話を欲しいと言ったら、ルールだからそれはダメと断られ、結局家族に対応を頼んで終了(iOS Developer Programに登録しようとしている人間が会社に実在するか聞かれただけのようです)。

教訓1.DUNSの申請をしたら会社の電話番号で何時でも対応可能とする(本当に出来るのか?)

教訓2.最後はAppleサポートセンターに電話で相談!

教訓3.会社の電話はできれば携帯等に直ぐ転送する設定が良いかも

教訓4.時間がもったいないので、5000円払って東京商工リサーチのDUNS登録サービスを使って時間をお金で買った方が楽だったかも